木材の主な特性 強度

同じ重量なら木は鉄よりも強い!ジュラルミン、チタンが開発されるまでは重さ あたりの強度は木材が一番でした。
 木材は何本ものパイプを束ねた中空構 造になっているため強いのです。また、通常の素材は作られたときが一番強く 、あとは弱くなる一方なのに対し、木材は一般に伐採してから数十年から数百年までの間、強度が増加します。



耐火性木は燃えますが、ある一定の大きさがあれば、表面が焦げるだけで、すべてを 消失することはありません。 
鉄は1000℃で5分ほど加熱すると強度が40% にまで落ちますが、木材の場合、90%の強さを保ったままです。
ヨーロッパは アメリカなどで大規模建築物に木材構造体が多いのは、火災に強く、避難る ために必要な時間を確保できるからです。

有害性燃えたときの発煙量はほかの素材に比べて非常に少ない。

音響音を吸収したり、逆に反響させるのに適した木材は、コンサートホールや楽器 に利用されています。

視覚人が快適に感じる反射率は50%前後とされ、木材がそれに該当し、人体に 有害な紫外線を吸収し、赤外線を反射します。

衝撃衝撃を適度に吸収するので、カーペットのようにふわふわすることもなく、また、 コンクリートのように衝撃が足に響くこともありません。

断熱木材は熱伝導率が低いため、室内の温度変化があまりありません。木製サ ッシが結露しないのはこの特性によるものです。

触覚適度なすべりと摩擦感があります。また、さわった感触は木の持つ温度などに よって独特で、ほかのどの素材よりも手になじみます。

腐食木材は腐ることがいけないことのように言われてきましたが、木材は無公害で 、利用用途が済んだあと、風化、腐食、焼却など容易に自然界に還元でき る、リサイクル資源です。

資源枯渇石油、石炭、鉱石などの資源は、あと数十年から数百年でなくなると言われ ていますが、木材は、間伐作業などの適切な管理を行うことで再生可能な永 年の資源となります。 製造時の消費エネルギー   生活に必要な物や資材は製造するときに、石油や電気などのエネルギーを 消費しています。その時のエネルギー変換により排出される炭素排出量は 、一般素材の中で木材が一番少なく、アルミニウムなどの1000分の1です。