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神棚の生産地
岐阜県加茂郡東白川村は全国でも珍しい「お寺の無い村」そんな特殊な地域性と、ひのきの産地が産み出した伝統の神棚技術。
東白川村の神棚は、東濃ひのきの美しい白木が特徴で、手作りによって一つ一つ製造され、全国のご家庭に愛されております。
年月を経るごとに独特の光沢が出てきます。 東白川村は明治3年、村に「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」の嵐が吹き荒れました。
仏教をやめて神道に帰依することを強制的に奨めたものです。 村にあった2つのお寺も各家の仏壇も、あちこちの野仏も石碑も仏教に関係のあるすべてのものが取り払われ、壊され、運び去られ、神道への改宗が強要されました。
このような動きは、明治初年の復古国学の影響で全国的なものではありましたが、特に東濃地方を領した苗木藩は徹底的に断行し東白川村では後世に仏教が復活する芽さえ摘み取られたためか、この時以来、全国でも珍しい寺のない村、仏教を知らない神道の村となって今日に至っています。
<神棚を設ける場所>
神棚は家の精神的中心になる神聖なところです。 設ける場所としては、清浄で静かな高いところ、または、家族で親しみやすく明るい感じのところに、南向きあるいは東向きにお祀りします。
二階のある家で一階に神棚を設置する場合には、その上を頻繁に歩くような場所は避けねばなりません。
神床には中央に神殿をすえ、左右にお榊や燈明具を立て、正面にしめ縄をはります。
神座は、正面中央を最上位とし、向かって右、左の順になります。
中央には神宮大麻を、右には氏神様を、そして左には他の信仰する神社の御神札をお祀りします。
小さな神殿の場合には、神宮大麻をいちばん手前にして、氏神様、その他の信仰神社御神札の順に重ねます。
ご先祖の祖霊は神棚よりも少し下げて、別に設けましょう。
<新しく神棚を祀る場合>
神棚を新しく祀る場合、その時期は一般的には年末に設置して年初にお礼を受けて祀るという場合が多いようです。
ただこれは正式に決まっているわけではなく、たとえぱ、家を新築した峙、厄年の時や、年祝の時、結幡した時など人生の節目や家庭に不幸が絶えない時などに神棚を新しくすることもあります。
<神棚を取り替える場合>
地方によっては毎年新しい神棚に取り替えるところもありますが、一般的には5年・10年・15年など5年毎に区切って神棚を取り替えることが多いようです。
ただ、伊勢神宮が20年毎に神殿を立て換えているように、家庭の神棚も20年に一度は新しくしなければなりません。
また、神棚を新しくする時は、古い神棚よりも少し大きめにするか、造りのよいものにするのがよいとされています。
この場合、古い神棚やお礼はきちんと焼納することも忘れてはいけません。
<お参りの作法>
神拝は、まず、手と口を清め、お供えをした後神前に座って軽くお辞儀をします。
次に二回深くお辞儀をし、拍手を二回うって、もう一度深くお辞儀をします。
その後軽くお辞儀をして退くのが基本です。
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